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早池峰大償神楽 稽古の記録

その10 第9回稽古(三番叟) 

1時間15分程三番叟の稽古をつけてもらう。
主に見てもらう人はK君、T君。
金ちゃんと阿部雄一さんが前で踊ってくれる。
阿部輝雄さんはそばで立って見ながらダメを出し続けてくれる。
二回通して踊る。
真っ先に指摘されたことは、右手が使いこなせていないこと。
引き続き小返しをしながら全体をあたることに。
細かく最初からあたってゆく。

無限大(Aパターン、A’パターンとも)気をつけること。
頂点の所では上向き位に持ってゆく。
そうでなければ大きさは出ない。

A’パターンの コデンデンデンツグツ コデンチャガ スッチャガ スッチャガ チャ
の扇子と鈴木の扱いをはっきりする。
結局あまりあたふたと使いすぎないこと。
扇子の扱いは千早をつけて袖がからまずに扇子の上に上手くのるように。
だから千早をつけて稽古をしてみないとわからない部分があるということ。

Bパターンの足取りは軽く、軽く、軸足のかかとを床につけないつもり位で。

Dパターンも同じように軽く足拍子をとる。
Dパターンのジャンプは両手の回しを生かして。

Dパターンの後座る時にも、その前に両手を回してすわり両膝の上に両手を置く。

Cパターンの構えたポーズ  この体を真横に向けすぎないで。

A’パターンの鈴木の位置。
扇子を顔にかぶせた時、鈴木は右後ろに持っていかないで丹田の位置。
まずはそこに持っていけるように稽古をした。
しかしその後、止めるでもなく気をつけながらもっと流して良い、となる。
但し後ろへは絶対に行かない。

座っての鈴木出し、扇子出しの時は前のめりで前重心にならないように。
          
かえって後ろに反って威張った感じで。

最後は”吉”の字を結ぶ。  
                 右足伸ばし、足の裏をしっかり床につけ、両手を開く
                 両手打つ
                 右手を縦におろす
                 自分の口を指す
                 (つまりこれで吉の字をあらわしたことになる)

最後にもう一度通して踊る。
今までで最も充実した稽古だったような気がする。

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