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早池峰大償神楽 稽古の記録

その1 第1回稽古 大償へ

昨年PさんTさんと一緒に行った時のように、私たちのために稽古をつけてもらえるものかどうか皆目見当ののつかないまま希望的な思いのみで大迫、大償へ向かう。
(実は以前に一度神楽太鼓をもって稽古をつけてもらいにお邪魔したことがあったのです。ところがどういう行き違いかはわからないのですが、一向に稽古の話は進まずに神楽についての話、太鼓を巡っての話に終始して、すごすごと帰ってきた経験があったのです。それはそれで得るものはあったのですが・・・)
7時頃阿部さんが見える。(安部さんは中堅の実力者、この後行く度に親身になって稽古をつけてくださいました)
話の成り行きで三番叟 をやってみようということに。
安部さんの指導で立ち稽古を始める。
最初の部分をやっているところで栗田さん現れる。(栗田さんは元鼓童に在籍していた方。踊りが好きでとうとう大迫に住み着いた人ですが現在は体を壊して他所へ行かれたようです)
栗田さんについて踊る。
阿部さん太鼓にまわる。

勢いで最後まで当る。
佐々木さん現れる。(私たちはカネちゃんと呼ばせてもらいました。たくましい体つきで中々の踊り手でした)
今度は佐々木さんについて踊る。
マン・ツー・マンのようになる。
佐々木さんは栗田さんとはまた違った若手の踊り手。
素朴この上ない感じ。
味のある人。
兎に角夢中でついて踊った。
一時間ほど。
その後、夜遅くまで稽古を見させてもらう。
終わってお神酒で酒盛り。
親交を深める。
11時過ぎであったろうか退席。
AM1時過ぎ、帰宅。

初回の記録はこんな簡単なものでした。稽古をつけてもらえるかどうか本当に不安一杯でしたが、やることが決まったらそれはそれはものすごい勢いで教えてくれました。何が何かわからないままにそれでも必死で喰らいて、疲れきった体が快かった記憶が残っております。

三番叟の舞の由来
この舞は、蛭子の命の教える、人間の一生代、生涯に起る喜怒哀楽、起伏艱難辛苦の様相を舞振ったもので、式舞三番目に舞出す舞である。称して三番叟の舞と云う。

 

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