「酒造好適米の最高峰・山田錦を越えることができるかもしれない」 新しい酒米「秋田酒77号」は、これまでの試験醸造や成分分析では、山田錦を上回るほどの素質を見せており、低迷が続く清酒業界を浮上させる救世主になり得るか試験醸造を静かに見守っているとのことです。
良い酒造好適米の条件は この春、品種登録申請される秋田酒77号は4年に県農試で交配されたもので栽培特性や成分分析で高い評価を得ています。 十年産米から県醸造試で小規模の試験醸造が始まり、今冬も三回目の試験が行われています。 これまでの試験で造られた酒は高い評価を得ていて、二度続けて県醸試の結果が良かったため、十二年五月、通常より一年前倒しで品種登録申請することを決定しました。 昨冬は組合加盟の一社が試験場と平行して大規模の現場醸造試験を開始しましたが、 このシーズンは天候不良でコメの出来が悪かったことなどもあって評価はいまひとつ。 今冬は三社が試験を行っており、春と秋の品評会でその出来が試されます。 組合では「出来が良かったのは醸造試験場の”小仕込み”。大きなタンクで造った複数のサンプルが出そろわないと最終的な判断は下せない」と慎重な様です。 来シーズンの試験醸造はさらに拡大され、二十社が行う予定で、早ければ、十四年産米 で仕込んだ酒ができあがる十五年春にも、本格的な市場デビューを果たしそうです。
山田錦の王座を揺るがす品種になり得るのか・・・!?はたまた・・・??地酒に携わるものとしては期待がいっぱいのところです。
風が吹けば桶屋が儲かる・・・ではないけれど もう二年、大いなる期待を胸にじぃ〜っと待っていましょうね。(^o^)ノ
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