
8月12日の新聞の記事に、山内杜氏講習会が開催された事が書かれてありました。
そして、その記事をず〜っと読んでいくと、見たときのある名前か・・・。
県酒造組合長賞 福乃友 鶴田惣太郎と書かれてありました。
そうです、わが「にしき郷」の杜氏さんであります。
今年のお酒のできはいいとは聞いておりましたが、早速、賞を取っておられる。(^^)
すぐに、福乃友の営業の方に聞いてみたんですが、「今年はなかなかいいお酒ができたので、期待はしていたんですけど・・・。でも、これは全国レベルの賞ではないので喜んでばかりはいられないんですけどね。」と謙遜されているみたいでした。
この感じで行くと今年は全国レベルのコンテストも期待していいのでは・・・とこっちまでワクワクしてしまいますね。
さて、その記事の内容なんですが・・・
今年も秋田の杜氏のふるさと、山内村で山内杜氏組合(吉野典治郎組合長)の杜氏講習会が、四日間にわたって、山内小学校を会場に行われたそうです。
大正十一年に山内村杜氏養成組合(昭和三十四年に山内杜氏組合に改称)が結成され、酒の国秋田を支える多くの杜氏、蔵人を輩出し、現在、約四百人の会員がいて、それぞれ県内外で活躍されているそうです。
この講習会は、組合設立以来夏の行事として毎年続けられ(昭和十六年から二十三年までは戦争の影響で休み)、今年で六十八回目を数える歴史ある講習会で、杜氏科、研究科、特科の三科に分かれて、三百七十五人が参加し酒税法や酒母、麹など酒全般について学ばれて、特に今年は、始めて県外の杜氏(宮城県塩釜市、佐浦酒造の平野重一杜氏)を招いての特別講義を行い好評だった模様です。
また、杜氏科では始めて二時間のパネルディスカッションも開かれ受講者の質問や意見が相次いで行われたということです。
こういう活動をしてきたからこそ、秋田は「酒の国」として今でも全国に知られているのですね。(^^)
そして、期間日には、杜氏が新酒を持ち込んでの「自醸酒鑑評会」も行われ、秋田県内四十三の工場から、百八十七点が出品され、最終日には講習会の締めくくりとして参加者全員による利き酒会も行われたんだそうです。
この鑑評会の高成績者の中の二番目に名前を発見したのです。(^^)
新聞に書いてあったものを、そのまま載せておきますね。
山内村村長賞、醸造試験場長 「天洋」 石沢惣一
県酒造組合長賞、「福乃友」 鶴田惣太郎
山内杜氏組合長賞、「らんまん岩崎工場」 甲谷利一
確かに、この賞は全国レベルの賞ではないのですが、山内杜氏さんらが自身で選んだ賞ということになりますので、「本当に秋田らしいお酒」という評価基準で選ばれたような気がします。
ともあれ、鶴田杜氏さん、おめでとうございます。
今後の本格的な賞取りも期待しております。
さて、この賞を取ったお酒。
みなさん、飲んでみたいと思いませんか・・・
今度、「福乃友」に問い合わせてみますけど、ありましたら商品としてこのページでも販売したいと思っています。
ちょっと待っててくださいね。

HOME/
新着/
うんちく/
うちの酒/
味日記/
商品紹介/
浅利酒店/
小説/
一言/
リンク/

|