うまい秋田地酒紹介
秋田の酒はなぜ旨い!?
? 田地酒の旨さには五つの訳があります。ちょっと長いんですが、時間の許す方は読んでみてください。

まずは
美味しい酒を造るには、なんと言っても酒造りに適した米が必要です。 秋田には、雄物川、米代川、子吉川の3大河川とその支流に肥沃で広大な水田が広がっています。また、気候的にも稲作に適しているので、昔から「米どころ」として知られてきました。あきたこまちやササニシキは勿論のこと 酒造好適米の美山錦の栽培も行われています。

そして
酒造りにおいしい水は、必須条件です。特に日本酒は、仕込み水に厳しい条件をつけています 。全国の銘酒をたどると 必ずといっていいほどおいしい水に恵まれている場所にたどりつきます。
秋田の水は、鉄分が少なく酒造りに適していると言われています。良い水の代表的なものに、適度なミネラルが含まれる湯沢市の力水、六郷町の湧き水などがあります。
(湧き水を流れる「流しそうめん」も格別です)<(^-^)v

次は
米と水。材料がそろったところで、名酒を作り上げるのが、杜氏と呼ばれる技の達人です。秋田の杜氏のほとんどが、平鹿郡山内村の出身者で、山内杜氏と呼ばれています。米を作っている人が多いだけに米の知識が豊富で、杜氏としての力を発揮しています。その卓越した技術が認められ「現代の名工」という労働大臣表彰も受けました。

うまい 秋田の酒造りは11月頃から始まり、12月から2月の最も寒い時期に最盛期を迎えます。いわゆる「寒仕込み」です。
この寒冷降雪の気候が、酒造りに適しています。しんしんと冷え、雪が降ることによって空気の汚れが浄化され、きれいな空気の中で酒造りが出来ます。雪は空気を含んでいるので 温度を一定に保つ役目をしてくれます。(雪は、蔵をすっぽり包む巨大な天然の冷蔵庫です。)

そして最後は、低温長期発酵
秋田地酒を紹介しているちょっと詳しい本などには必ず“花岡正庸”氏の名前が出てきます。 「秋田清酒の父」と言われる“花岡正庸”氏が、秋田流寒造り(低温長期発酵法)を指導しました。
これは、もろみの最高温度を低く抑え日数を長くするという方法です。通常は17〜20日で終わるもろみの発酵を約1カ月もかけて低温で行います。 時間をた〜っぷりかけたぶん味は格別なのです。 淡麗でありながら、まろやかな口当たりに仕上がります。

今日もまたページを書き終えたところで、「まんず、一杯やるべ〜」と言う気分になってきました。
仕事の後の一杯はこれまた格別ですな〜。皆さんも「うんちく」を肴に一杯どうですか!!!

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