うまい秋田地酒紹介
亀の尾で初めて造った純米吟醸酒
 が「にしき郷」の実家、「福乃友」。

 「旨口の酒」を頑固に造り続ける鶴田惣太郎杜氏が、ばじめて、幻の米「亀の尾」に挑んだ待望の一本。

 「亀の尾で初めて造った純米吟醸酒」なんて、そのまんまじゃないかい!! (・・)ヾ(^^ )

と突っ込みたくなる名前は、肩を張らずに「評価は皆様で・・・」という奥ゆかしい蔵の姿勢の中にも、確かな自信が感じられます。

亀の尾で   私が数多い秋田の蔵の中でも、特に信頼し「にしき郷」をお頼みしているように、その「生真面目な酒造り」は、当然のことのように米作りから始まっていたようです。

 幻の米「亀の尾」を作った人は、佐藤龍幸さん。

 最初は、たった100gの種もみだったようです。
それを、2年間の種取りををして、数々のご苦労をして平成8年でやっと3反4セの作付けに成功なさり、やっと今年、このお酒は発売されました。

 龍幸さんの話では、この「亀の尾」で苦労したのは、茎の細い稲なので長くなりすぎて倒れてしまうと大変なので、関節を短くする工夫をしたのだそうです。(さすが、プロの農業家・・・そんなこと、できるんですね。(^^))

 それから、強い苗を作るために、あえて堆肥をあまりやらないで、たとえ「葉枯れ」してもほおっておくやり方をしたそうです。

 これをすると、実の入らないモミも多くなるそうですが、なるべく自然のままに丈夫な米にするために、あえてその方法を取ったようです。

 こうして、3年の歳月を費やし、やっとタンク一本仕込める「亀の尾」を栽培したのだそうです。

 そして、いよいよ鶴田惣太郎 杜氏の腕の見せ所。

 ですが、この鶴田杜氏も実は「亀の尾」は初めての米だったそうで、特に「麹造り」を心配なさったようですが、そこは生粋の山内杜氏。

 「限定吸水」という方法でしっかりとした蒸し米を造り、「9号酵母」を使い独特の香りを出すことに成功し、その仕上がりに満足なさっているようです。

   私の飲んでみた感想は、まず「鮮烈な香りが最高」。
そして、「柔らかな旨味のある、米の良く溶けた味」。
それから、「とろっとした飲み口が楽しめる」。

 と三拍子揃った、「これぞ、福乃友の真骨頂」と思わず言ってしまうほど、とても初めてとは思えない仕上がりになっていると思います。

 さあ、この福乃友が亀の尾で初めて造った純米吟醸酒を、皆様はどう思われるでしょうか。

 何せ、タンク一本しかないので「超限定品」となっていますし、まず、秋田以外の酒屋では手に入らないと思います。

 どうか、今すぐご注文下さい。

 はっきり言って、ホントに希少価値の高いお酒ですから、今飲まないと二度と飲めなくなるかも知れません。(^o^)ノ

さて、この

福乃友 亀の尾で初めて造った純米吟醸酒から3年経って  福乃友 亀の尾で造った3年目の純米吟醸酒(生)が、ますます磨きをかけて登場しました。

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