2009年3月  韓国ドラマ アイリスのロケが秋田で行われると半年前から知っていましたが。
そのときは まさかイ・ビョンホンさんがこのビルケにおいでになってくださるとは思いもしませんでした。

             


☆2009年 3月16日
 


        えええええ!!!!!
        エージェントのお兄さんが紙をもって挨拶に来た。
        明日 すぐそこの公衆電話でロケするとのこと。
        その時 「昨日タツコのとこのお店で着替えしたんでしょ。よかったらトイレでもなんでも
        ぜひ ぜひ使ってくださいね!!」 という私。
        (なんでも 言っておくものだ とあとで思いました)

        「ああ、、ビョンホンさんはこないとおもいますが、
         もしかしたらスタッフのトイレでお借りしていいですか?」   といわれ
        「どうぞっ!!」と 力強く答えたビルケ母ちゃんでした

☆2009年 3月17日
   

   もとのスキー場入り口のところの電話ボックス付近で撮影。
   朝6時50分頃 あわててゴミ捨てに行くふりをして見に行く。 
   まごころ(貸しスキー屋さん)の所に 缶コーヒーを買いに来た 一人のスタッフに

   「アンニョンハセヨ  イ・ビョンホンssi ヨギエソ ケシムニカ?」と聞いたら

   「アニヨ チグム ホテルエソ パップモクスムニダヨ 30フン〜〜〜〜〜」

   たぶん こんな感じ   イ・ビョンホンssi こられましたか? 
                  いえ 今はホテルでご飯たべてます 30分後くらいに来ます   みたいな話だと思う

  まずは家に帰って 私も腹ごしらえ・・・と思うけど ご飯が喉を通らない。
  「父ちゃん 見に行ってくるから 」 と双眼鏡をもって駆け出しました。

  んだから 行ってよかった。もうイ・ビョンホンssiがいらしてました。
  双眼鏡で見える彼は  黒のキャップに黒のジャケット 黒のサングラス
  スタッフが 電話ボックスを一所懸命に磨き、そのあと 電話ボックスの中に。
  外にでて タバコ。・・・・お体のために禁煙してください と心のなかで

 挨拶に来たお兄さんに
 「おかあさん そこ 写るかもしれないから もっとうえでみてください。」

 そのロケ現場で見入ってるのは 私だけ?
 貸しスキー まごころの店長は店の中。
 双眼鏡で ひたすらビョンホンさんをみてる私。

 と 先ほどのエージェントのおにいさんが近づいてきて
 「お母さん 急ですが ビョンホンさん 着替えと休憩にお部屋かりてもいいですか?」

 えええええ。。。。。ドキドキ   「ほ ほ 本当に? うち ただの民宿だよ・・・・・・いいの?」

 「頼みますね あと30分くらいしたらいくと思います。他の人には言わないでください。」
 
 ・・・・・・・・・・・頭の中は真っ白。 とりあえず お茶っこの用意?トイレの暖房?なにしたらいいべ・・・・・


イ・ビョンホンさんは流暢な流暢な日本語で、   「 おじゃまします。」   

   〇〇〇〇〇 △△△△△△ ※※※※※※※※ およそ30分ほどご滞在に。
   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

   「ビョンホンさんが冷たい水を飲みたいそうです」といわれ
   ピッチャーに氷水をいれ 二階へいくと  かわいいお姉さんに 「お部屋に持っていって (たぶん)」と
   言われ
   「私が? チェガ? 」 というと ウンウンとうなずいてる。
   きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜、私でいいの?
   ドキドキ ドキドキ ドキドキ
   
   ドアをノックしようとして  なんと コップを落としてしまいました。きゃ〜〜〜〜
   ビルケ父ちゃんが
   「母ちゃん うわの空だ ビョンホンさんをけがさせたら大変だ。
    おれが掃除機かける。」
   コップをとってきて 部屋にノックして入る。

   あああああ! そこに ビョンホンさんが。 メイクしている途中。

   「 ちぇ ちぇっそん はむにだ。 ムル イムニダ。チグム チェ チェカスミ ばくばく イムニダよ。」
   と わけのわからない言葉をいったのに びょんさまは うつくしい 神々しい笑顔で
   「ありがとう!」

   こんなこと言っていいのか判断もしないうちに 口から出た言葉は
   「チョヌン メイル メイル ハングクドラマルル ポムニダヨ〜。
    チョド イルボンアジュンマドゥルヌン ター  イ・ビョンホンssi ルル チョンマル チョアエヨ! 
     アクス へジュセヨ!」

   ・・・・・・・・・ああああ 韓国語をちょっとだけだけど覚えていてよかった。

   ビョンホンさんは すっと手をさしだされ 握手してくださいました。 なんとやわらかくて暖かい!

「カムサハムニダ」といって退室。   家に本当にイ・ビョンホンssiがいらっしゃる。
   
   廊下に出て 「きゃ〜〜〜〜〜握手した」と思わず叫ぶ私。
   ビョンホンさんは とんでもない所にきたんだなと思われたでしょう。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・二階にはビョンホンさんが・・・・。
  

  スタッフのお姉さんが 先ほどまでビョン様が着ていらした黒のジャケットと帽子を玄関に
  おろしてきた。黒いシューズは アシックスだったと思う。
  ジャケットにさわらせて(勝手に)もらう。

瞬く間に時間はすぎ、スタッフが
  「シガニ オプソヨ(時間がありません)」と。
  キム・テヒさんが鶴の湯ロケのために我が家のまえに来られたとのこと。

  「ありがとう」と階段をおりてこられたイ・ビョンホンさん。
  写真は絶対だめといわれてたので 「サイン いいですか?」と韓国語で聞くと
  「どこに?」とビョンホンさん

  「イッチョグロ オセヨ(こちらにおいでください)」と階段の壁を指差す。
  

 ビョンホニ〜 「名前はなんと書きますか?」

 母ちゃん   「ビルケオモニ(ビルケ母ちゃん) プタカムニダ」

 ビョンホニ〜 「オモニ?・・・ アジュンマ?」

 母ちゃん   「(ビョンホニ〜、貴方のおおせのままに・・・と心の声) 、 アジュンマで」
 
 ビョンホニ〜 「分かりました」

 コンクリートのうちっぱなしの壁に おおきく サイン。まさに これは芸術作品です。


 「スゴハショッスムニダ! オオ  イ・ビョンホンssi  イルボンスル チョアエヨ? ソジュ?」
 
 「お酒 好きです。」

 「急なことで なにもご用意できませんでしたが この酒っこ 美味しいです。イスル ヌン マシッソヨ」

 「あ、いただきます。」と本当に光沢のあるお声でこたえてくださいました。
  マネージャーの人も 「僕もいっぱいのみそうだ( ・・・みたいなハングルだと思う。)」
  

 差し上げたのは 角館の五井酒造の白梅  創業380年の歴史をご堪能ください。

 あやこさんは 「韓国のり とリンゴジュース お召し上がりください。」

 「Oah 〜 カムサハムニダ」と素敵なほほえみをうかべられたビョンホンさんでした。

 二人の アジュンマは ただただうっとりするのでした。

         
あやこさんのカメラ 渡辺さんのゴーグル  うちの前の駐車場での
地元局の撮影
 爽やかに手を振って
空港へ
 サウ役の
チョン・ジュノさん

   ビョンホンさんが使われた新品だったマジックペン
(彼とビルケ母さんしか触れていません)

水を飲み残して行かれたコップ(冷凍保存)
 2009年クランクインとなった日のスキー場ロケで
 キム・テヒさんとビルケの息子のツーショット



その後 数多くのアイリスファンの方が国内はもとより 外国からもお出でになり、
ビルケのグローバル化が進みました。

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