AKT秋田テレビでグラウンド・ゴルフの魅力を紹介
手軽に楽しめ、中高年に人気の生涯スポーツとして「グラウンド・ゴルフ」が、8月17日、AKT秋田テレビ「きんよう420」で大仙市「秋田太田奥羽グラウンド・ゴルフ場」から生中継で紹介されました。アナウンサーは「GIBAちゃんとGOLFへGO!」の八代星子さんで、ホールポストに入れる打数を競う、少ない打数が勝ち、ルールをシンプルに解説してくれました。オープニングショットは、50mロングホールを使い、県グラウンド・ゴルフ協会の金谷理事長が行いました。打ったオレンジ色の球は、青い芝生を滑るようにホールポストに向かい、約4m手前のナイスショットです。
一旦カメラをスタジオに戻し、15mショートホールに場所を変えて再度中継になりました。カメラの前には、金谷理事長、地元太田町協会の高橋会長、県協会女性委員会の進藤さん、んっ、そして柳葉敏郎さんのお面をつけたもう一人。マイクを向けられ「柳葉です」と返すその声は、お茶の間でお馴染み、マジック界の革命児ブラボー中谷さんです。「グラウンド・ゴルフの新番組を作ろうと思ってやってきました」と気合十分。すかさず「そんな番組はまだ存在していません」とツッコミを入れる八代アナウンサー。全員で「みんなでグラウンド・ゴルフへゴー!」とタイトルコールを発してスタートです。
第一打者は高橋さん、さすが昨年の島根県で開かれた全国大会入賞者、1m圏内に着けました。二番手は進藤さん、高橋さんのショットを参考にしてか30cm圏内、さすがです。三番手は金谷理事長、番組時間を気にしてか打ち急ぎ、ちょっと強めの5mオーバーです。最終打者はブラボーさん、「ホールインワン狙い」と宣言してのショットは4人の中で一番強め、勢いよく打ち出された球は、本人の「入れ」の掛け声に導かれるように、ホールポストめがけてまっしぐら。左側の脚に当たって中心の鈴にドンピシャ、ホールインワンを達成しました。周囲の歓声、どよめきの中、本人は「ワハハハ」と\(^o^)/しながら高笑い。思わず八代アナウンサーが「ホールインワン決めているけど、そもそもグラウンド・ゴルフするんですか」と問いかけると、胸に着けた5年継続会員バッジを自慢げにアピールするブラボーさんでした。他の3人も2打トマリ。放送予定時間内にグラウンド・ゴルフの魅力を語る時間を多めに残すところが見事です。
打順どおりにマイクを向けられ「子どもから大人まで誰でも気軽にできるスポーツ」、「一にも二にも健康づくり、楽しいです」、「家族で職場で地域で大いに楽しんでください」。最後に八代アナウンサーに「グラウンド・ゴルフとは」と問われたブラボーさん、「タネも仕掛けもないところです」と意味不明な返し。次のホールに向かいながら、ホールインワンの余韻に浸りながら互いに握手を交わす後ろ姿に、グラウンド・ゴルフの魅力があふれ出ているようでした。
実は今回の放送は、ブラボーさんの企画により実現しました。当の本人は、会場入りまでどんなボケをかまそうか考え、「空振りからの〜後方打ちっ」のネタを仕込んでいたそうですが、マジシャンならではの、まさにミラクルを見せてくれました。GIBAちゃんとのグラウンド・ゴルフ対決、実現できたら楽しいでしょうね。