TAKANUVA/タカヌーバ高貴なる閃光。


TAKANUVA/タカヌーバ
属性:光
武器:スタッフ・オブ・ライト
カノイ:アボーキー(光を操る、敵を光の柱に閉じこめる、敵を平和な気持ちにする)

マタ・ヌイ島の初代クロニクラーであるマトランのタクアが変身した姿。
頭がとても良く、常に仲間の事を考えるジェントルマンでもある。
彼の出現は、メトロ・ヌイ時代から予言されており、
その為悪の組織「ブラーザフッド・オブ・マクータ」がアボーキーを盗み出した事があった。
ちなみに、その時は当時ブラザーフッドにボディーガードとして雇わわていた
トーア・ハガ達が、
ブラザーフッドが悪の組織だと知りアボーキーを奪還している。

マクータとの決戦時、コリ・ボールでマクータと戦い
結果的には勝負に勝利している。





長い間、タクアは火のマトラン「ター・マトラン」だと思われていた。
しかし、本当は彼はター・マトランでは無かった。
彼は、光属性のマトラン「アボ・マトラン」だったのである。

彼は遠い昔、マタ・ヌイより上の存在である「偉大なる神々」によってメトロ・ヌイへとワープされた。
しかし、光のマトランが進化して誕生する「光のトーア」を恐れる悪の組織「ブラザーフッド・オブ・マクータ」から
命を狙われる可能性がある為、ター・マトランに変装してター・メトロに住んだ。

彼の主な職業は「商人」。
6つのメトロを旅行し、手に入れた商品を他のメトロに人々に売るという小さなビジネスをしていた。

その為か、旅行中にぶらぶらしてヴァキに補導される事も多かった。

彼が「ター・マトランとして」カプセルに入れられ、ワカマ達の手により目を覚ました時には、
カプセルに入れられた影響で、自分自身がアボ・マトランだという事を忘れてしまっていたのだった。



それから約1000年後、タクアはトーア・メトロ――現在のツラガ――が残したトーア出現のきっかけとなるアイテム
「トーア・ストーン」を集め、新たなるトーア「トーア・マタ」をマタ・ヌイ島に降臨させた。
ちなみに彼がトーア・ストーンを集めた時、ストーンのパワーによって爆発が起こり、
彼はタ・ワイの浜辺まで吹っ飛んでいる。

トーア・マタが到着して間もなく、彼はマタ・ヌイ島のクロニクラーに任命される。
トーアの冒険を伝説として書き留め、記録として残す重要な仕事に。
これは、彼の性格が冒険好きだと知った上でツラガ達が判断した事である。

トーア達がキニ・ヌイ寺の下でマクータと戦っている間、
タクアが集めた6人のマトラン達(カプラ、マックー、ハフ、コペケ、タマル、タイプ)がラヒの進入を防いだ。

その頃、マクータはトーア・マタに敗れる。
しかし、魂だけになりながらもマクータは生きていた。そして、ボロックを起動させる。
その直後、タクアがボロックの巣へ入ってくる。

マクータの手により目を覚ましたボロックが彼を追い詰めていく。

なんとか古代の脱出装置でボロックから逃れたタクア。
しかし、悪夢はこれでは終わらなかった。



目を覚ましてしまったボロックが、マタ・ヌイ島を破壊し始めたのである。


トーア達がボロックを倒し、バーラッグを封印、
そしてバーラッグの封印を解こうとする最強のボロック「ボロック・カル」をも倒し、島に平和が訪れる・・・・。


そう思った矢先だった。
「冒険」していたタクアが、洞窟の奥で、一体の石像を発見したのは。

彼の親友であるジャラーが、大会が近いためコリ・ボールの練習に誘うが、
タクアが石像を持ち上げてしまった事でマグマの波が押し寄せ、洞窟が揺れる。
震動で石像を取り落とし、マグマの中へ落としてしまう。

その瞬間、マグマの中から謎のグレート・カノイが現れる。


ノカマはこのカノイを「第七のトーア出現の鍵」と判断、
ひょんな事からジャラーとタクアが第七のトーア探しの旅へ出る事に。


マスクを狙うマクータの手下「ラクシ」に狙われながらも、マスクを持ってキニ・ヌイへ着いた2人。
しかし、そこでラクシが出現、2人を狙う。

そこへトーア・ヌーバが出現、ラクシを追い詰めるも、
タクアを狙ったラクシの一体「タラーク」にジャラーが殺害される。


親友の遺した言葉に従い、光のマスクを装着するタクア。



その瞬間、彼の体が黄金色の光に包まれる。



光の中から現れたのは、マトランの姿では無かった。

黄金の鎧を纏い、白銀の杖を持つトーアの姿が、そこにあった。



「私は光のトーア・・・タカヌーバ!!」












タラークを撃破し、トーア・ヌーバの作ったビークル「ウッサヌイ」に乗り込むタカヌーバ。
親友のマスクと共に、マクータの居る地下洞窟「マンガイア」へと飛ぶ。

彼はそこで、マクータとの決戦に挑む。

勝負方法は、ゴールが「相手そのもの」の他は何も変わらぬコリ・ボール。
ボール目掛けてジャンプするマクータとタカヌーバ。
お互いの持つ武器をコリ・スティック代わりに使用し、勝負は一進一退の激戦。

トーア・ヌーバやツラガ、マトラン達も応援に駆けつける。


そして、タカヌーバの全力を込めた一撃がマクータに当たる。
衝撃で後ろに吹っ飛ぶマクータ。


起き上がったマクータにすかさず飛び掛かるタカヌーバ。
マクータのカノイ「クラーカン」を彼からむしり取ろうとする。
必死で抵抗するマクータだが、2人は通電されたプロトデルミスのプールに落下してしまう。


プロトデルミスの影響で合体してしまった2人。
この巨人の名前は「タクタヌーバ」。
しかし、なんと意思はタカヌーバのもの。
思いメトロ・ヌイへのゲートをこじ開け、皆をメトロ・ヌイへと導く。

その時、ハーリの持っていたジャラーのマスクに手をかざすタクタヌーバ。

パワーを送り込み、マスクからジャラーを蘇生させる。
そして、彼はゲートに押し潰され、圧死した。

残ったのは、タカヌーバのカノイ。

トーア・ヌーバ達は、タカヌーバのカノイから彼をも蘇生させる。



そして、彼らの目の前に広がるのは、
美しい、銀色の海だった・・・・。













そして、その海の真ん中で、忘れ去られた伝説の都市が飄々と浮かんでいた。





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