西宮家
用途 | 商業施設 |
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場所 | 秋田県仙北市角館町 |
構造 | 木造 2階建て |
竣工年 | 1997年 |
床面積 | xxx.xx ㎡ |
田町武家屋敷に建つ西宮家の全面改修である。
角館の武家屋敷には、表武家屋敷と田町武家屋敷の2つがある。
田町武家屋敷は、元和六年(1620年)芦名氏による町造りの際、武家佐竹氏の直臣である今宮氏とその武士団によって形つくられた。今宮武士団の中でも重臣であった西宮家は、明治維新後も地主として栄え明治後期から大正時代にかけもっとも繁栄しました。西宮家は初代及び歴代町長や医者を輩出する角館町の有力名士でした。この建物は、明治から大正、昭和初期の西宮家の降盛をつたえる貴重な資料として復元、改修されました。平成の今、新たな使命を与えられ角館町を見守り続けます。
米蔵
大量の小作米を蓄えるのに使われていた米蔵は明治43年に建設されたもので、秋田杉の太い梁が渡る空間は住時の栄華を偲ばせます。
北蔵
大正8年前後に建築され、時代時代の生活に合わせ、度々増改築が行われてきました。ここには、西宮家代々の歴史が深く刻み込まれています。
文庫蔵
古文書や陶磁器などの貴重品を保管していました。建設年代は定かではありませんが、明治27年に上棟を行った棟札が残っています。
母屋蔵
明治中期に建設され、時代時代の生活に合わせ、度々増改築が行われてきました。ここには西宮家代々の歴史が深く刻み込まれています。
ガッコ蔵
大正8年に建設された物で、漬け物や味噌などの食料品が貯蔵されていました。
前蔵
大正8年に建設され、小作米の検査をする事務所として使われていたようです。