村岡官房長官を迎えて大曲市で祝賀会

支持者800人を前に行革の必要性を強調(10月26日・金)

 村岡兼造官房長官は25日、就任後初めて県南入りし、横手市、湯沢市、そして午後5時半からは大曲市のエンパイヤホテルでの就任祝賀会に出席した。村岡長官は「今の財政危機を乗り切るためには何としても行政改革をなし遂げなければならない。まさに明治維新にも劣らない改革となるだろう」と行革への強い決意を述べた。

 祝賀会には大曲市仙北郡内から約800人の支持者が詰めかけた。来賓として御法川英文衆院議員、金田勝年参院議員、武田賢亮県議ら自民党県議団人、それに地元市町村長が顔をそろえた。高橋司大曲市長が歓迎のあいさつを述べ、「国会対策委員長として長い間、ご苦労されたが、今度はさらに視野を広げた場で活躍されることとなった。農業は豊作とは言え、米価は混迷し、商工業もバランスを欠いた状態。村岡長官には郷土のことも合わせ、国政の場で大いにご健闘されることを祈りたい」と激励した。

 続いて御法川代議士は「官房長官就任は県民にとっても名誉なこと。行政改革は国家国民のために何としても実行しなければならない。内閣のかじ取り役として、日本国家のため、命懸けで働いてもらいたい」と檄(げき)を飛ばした。

 これを受けて村岡長官は「このような立場になれたのも昨年の選挙では、御法川さんと一心同体で戦ってこれたおかげ」と感謝の言葉を述べた。

 さらに「戦後50年。日本経済は右肩上がりで発展してきた。しかし、護送船団、みんなで渡れば恐くないといった時代は終わった。今の財政状況のままでは私どもの後に、何倍もの借金を残すことになる。行政、財政、金融、社会保障、地方分権。ともかく(政府の行政改革会議最終報告を)あと一ヶ月で結論を出さなければならない。いま国の予算の25%は人件費だ。これも見直さなければならない。特殊法人。公益法人。国から多額の補助金を受けているがむだ遣いも多い。これも見直さなければならない」と改革への段取りと決意を示した。

 景気については「いま不況という言葉が日常のあいさつ用語となっている。しかし、本当にそうか。また再びバブルに戻そうとでも言うのか。もう少しの辛抱だ。何とかしなければならないと、規制緩和などいろいろと考えている」と我慢を求めた。

 地元市町村長から受けた陳情に対しては中央から同行してきた記者団を配慮して、「(話をすれば)我田引水と書かれかねない」とジョークも飛ばしながら「(地元事情は)分かってますとだけ言わせてもらいたい」と言葉を縮めた。金田参院議員の乾杯音頭の後、村岡長官は一つずつテーブルを回り、支持者へねぎらいの言葉をかけていた。