西宮家の先祖は慶長7年(1602年)に、秋田へ移ってきた佐竹氏の家臣でした。
佐竹氏の一門の芦名氏は角館を任されましたが、その時の城下町は現在の田沢湖町神代に作られていました。
ところがこの地は狭い上にたびたび火災や水害に見舞われ、芦名氏は新しい城下町を作ることにしました。
実行に移したのは角館に入って18年目の元和6年(1620年)のことでした。
この新しく作られた城下町で、西宮家のある田町に居住していた武士団(80戸ほど)が「今宮武士団」と呼ばれる、 角館を領する芦名氏や佐竹北家とは一線を画す秋田佐竹本家の直臣たちです。
今宮武士団の生え抜きに西宮織部と言う人がいます。この人が西宮家の祖となる人です。 武士団の中でもエリートの家柄なのです。