桧木内酒友会の酒

私の店「浅利酒店」は、「秀よし」でお馴染みの蔵元「鈴木酒造店」の桧木内酒友会という会に入ってます。 年会費を払い、時に会議を開いて何だかんだと話し合いをしています。蔵元からの提案で「私達の酒」を造ろうと決定しました。宣伝費等は皆で出している会費から捻出し、なるべく経費をかけず 「安くて美味い酒を」と話が盛り上がりました。

そしてこの度、桧木内産の米と湧水を使ってとことん桧木内にこだわってお酒を造ることになりました。

原料米は「めんこいな」仕込み水は桧木内地区の小波内の湧水です。

昨年から計画が始まりいよいよ10月。
待ちに待った「めんこいな」の刈り入れの時がやってきました。

蔵元の担当から日付と時間を聞き準備万端よ〜しOK!
私は、会社があるため参加できません。家内に「鎌もってながくづ履いでいげよ」と話をしたのが刈り入れ三日前。
家内は「わがった。わがった。」とやる気満々。
そして、稲刈りも順調かなと思いながら仕事をしているその瞬間、携帯の音が・・・・。
「稲刈りさ行ぐの忘れだ〜。」
ガガァ〜〜ン。

かくして、稲刈りには参加できなかったので、水汲みは足場の悪い沢道をホースとタンクを持って二日分がんばってきました。

いよいよ仕込みです。
麹米も仕込みも「めんこいな」を平均68%で精米したものを使います。麹、蒸米、仕込み水をタンクに入れて櫂棒でかき混ぜま、仕込から約1ヶ月後には、お酒になるそうです。 経過も順調で、美味しいお酒が早く飲めるよう、出来上がりを心待ちにしているところです。

【私達がものすご〜く頑張っている写真は蔵元から届き次第掲載します】

実はこのお酒、特定名称酒ではなく、 一升瓶の普通酒 なのです。毎日2〜3合飲んでも懐に響かないお手ごろ価格の普通酒です。まだ名前がついていませんので、これから募集しようということになっています。名付け親になりたいと思う方はじぃ〜くり考えていてくださいね。次の経過報告をお楽しみに!!

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