山組方(やまくみかた)
 直径15センチ、長さ4〜6メートルの杉丸太を番線で綱儀ぎ足し高さ10メートルを越す
大置山(おおおきやま)を作ります。組んだ丸太に割竹で丸みを出し黒木綿で包みます。
高さによりますが大置山には5体から3体の人形が取付けられます。
この大置山を作る人達を「山組方」と呼んでおります。
 現在、角館町には祭り期間中、大置山5カ所設置され人々を楽しませています。空にそびえ
立つように作られるのは天の神に、少しでも近づきたいとの思いでしょうか。
 曳山の中心にも「もっこ」と言われていますが黒木綿で被われた山の形したものがついて、
いて、「神 が宿る」のだと言われてもいます。


目次へ