キャリイカスタム日誌
タコメータを付けようの巻


注意:この作業については全て自己責任でお願いします。
もし失敗して破損した場合、いっさい責任を負いかねますので気をつけてください。

キャリイカスタムにもタコメータを付けたいと考えていたデンタク氏。
そんなある日もぎ取りセンターに行ってみると廃車になっていた(旧規格)ワゴンRがあった。
よく見るとメータ(タコメータ付き)がキャリイと同じではないか。
早速もぎ取って購入。ちなみにお値段はタコメータ付きで¥4,000也。

とりあえずメーターその他を外してみました。
これがその時の写真です。
何がなんだかわからん写真です。

これが今回入手したワゴンRのメータ こちらが外したキャリイのメーターとインパネ部


先ずはキャリイの回転信号を探すことから始まる。助手席のいすを外すと下の写真の指差したところに
茶色の線がある。それが回転信号だ!
写真をクリックすると拡大します。


次にその茶色い線をつなぎます


さーここから本題。ワゴンR側(メーター)の回転信号はどこにあるのか?それが分からないと今回の作業は終了してしまう。解読するために先ずはキャリイ側とワゴンR側のカプラーを見比べてみて、キャリイになくワゴンRにある線を探した。今回参考用としてワゴンRのメーターのカプラーも入手した。すると2個づつあるカプラーのうち青のカプラーは茶色。白のカプラーは茶色と紫色の線が浮上した。そして一本一本つないで確かめてみた。すると青色のカプラーで茶色の線が回転信号だと言うことがわかった。

テスターがないため一本一本慎重に繋いで確かめる私やま。

タコメーターが作動した瞬間。


どうせ付けるなら配線もすっきりさせたいので、キャリイのカプラーを改造してみた。ワゴンRのカプラーはどうせ使わないので回転信号の部分の1ピンを抜き取り、キャリイのカプラーの回転信号にあたる部分に植え付けをした。これが予想以上にうまくいったので今後もやっていこうかなーと思っている今日この頃である。そしてこのメーターは2WD仕様のため4WDランプが点灯しなかった。そこでキャリイのメーターから4WDランプの球を移植(ただ球を交換)した。4WDにするとバッチリ点灯した!(これは残念ながら写真なし)

ぼやけていて見にくいのですが、これがキャリイのメーターで
2つあるうちの青のカプラー。一本だけ別の方向に向いている
茶色の線が今回新たに植え付けをした回転信号の部分。

さらにこのワゴンRはAT仕様のためメーターにレバー位置表示灯が付いているのでこれを隠すために
特製(!)キャリイロゴステッカーを作ってみた。


これがキャリイステッカーだ!!!

これをメーターのレバー位置表示灯の部分に貼る。左側のタコメーターの下に「CARRY」の文字が!写真をクリックすると拡大します。



とりあえず仮付けのままテスト走行してみた。それほど大きな問題もなく成功という感じだった。そのあと無線を使って私のランサーと2台で
スピードメーターの誤差(これが重要!)もテストしてみた。こちらも問題なし。

仮付けの状況    
デンタク氏みずからドライバーとなってテスト走行してみた。
タコメータが動く様子はまさに感動もの!!


さー、あとは仕上げのみ。ボルトオンではないためメーターをタイラップで固定、最後にデンタク氏がインパネカバーを取り付けて完成。



ついに完成!

今回タコメーターを取り付けたが、車種が違う分要加工もあったりと今までの中で一番大変(苦労)だったが、やりがいのある作業だと思った。
もしみなさまがやるようでしたなら是非これを参考にしてもらえば幸いです。尚、エブリイのタコ付きメーターもあるのでそちらを使えばこれよりは
うまくいくと思います。現に今日もぎ取りセンターに行ったらエブリイターボがありタコメーターもバッチリあった…


追記・おくさん報告より
キャリーとワゴンR両方本体の4本のステーの所を枠に沿って綺麗に同じに切断出来れば
(枠に沿って三角にカットする感じです、私はピラニアソーを使いました)
上側2箇所はフードカバーに美味い事挟まってくれるので純正螺子止めで固定できます下の2箇所もちゃんと接着出来れば固定出来ますが、
プラリペアでは取れました(涙)まぁプラリペアが外れて凹んでいた所で発見した結果オーライ!(笑)な感じですが(^^;
あと、配線ですが私みたいにオークションで入手の場合ですと「カプラーなんか無い!」と言う場合がほとんどだと思いますので
基盤を見てタコメーターを固定しているねじの(3本)一番カプラー寄りのねじ(三角と考えて一番上のねじ)に直接小型の○端子で
留めてあげればパルスが取れます




タコメーターが付いたキャリイカスタムにご満悦のデンタク氏。




もどる