山手昌行のコラム

VOL.2 2007 6/2

だいぶ久しぶりのコラムになりました。もし楽しみにしていたと言う奇特な方がいらっしゃいましたらお待たせしました(笑)
この度僕たち『サウス・ブロウ』も10周年を迎えることができました。
これもひとえに陰ながら支えてくださった方や聴いて下さる方がいて下さったお陰でしょう。
その前に活動していなかった期間が長かったからでしょうか?(笑)
現在のメンバーになって1年あまり。ますます活動が盛んになってきたとおもいます。
祝!結成10周年記念サイトは見ていただけたでしょうか?
少々恥ずかしいのですがありのままをお届けしたいと思っています。
そうです!最初は僕と弟の2人ユニット。しかも活動の中心は地元の中の地元。
僕たちが暮らす『旧中仙町』のその中の『豊岡』というところ。その中の地元『公民館』で主に活動していました。
『あそこの家の孫だぢだば楽器ならしてすごいっけなやぁ!』『あいやぁ、たいした若げ者だなや、まんづ!!』
などなど!
お年寄りの声援が多かったです(笑)いやホント!でも地元『豊岡』は芸達者なお年寄りが多いんだなこれが。
そんな中参加するのは僕たちくらいだったでしょうか。ましてお年寄りの芸文教や
民謡三味線に混じってギター一本で弾き語りをするのは
僕くらいでしょう!(笑)超!地域密着型!警察主催の『交通安全チャリティー』や、
青少年育成『若者よ!非行に走る前に自分でやるべき道を定めよ!
地元ではこんな活動で頑張っている若者もいるんだよ!』的なチャリティーなど(大笑)そんな活動でした。
そんな活動に別に不満を持ったこともないのでとても楽しく活動していました。が・・・
いろいろな出会いで心境に変化が現れてきたのも事実です。
本当にいろいろありましたがやはり現メンバーとの出会いでしょう。
現メンバーになってからの活動は1年あまりですが昔からの付き合いがある方たちです。
これから年数を重ねていくのが楽しみな『仲間』です。
それからオリジナル曲との出会いです。
作詞、作曲は僕が担当しています。
人それぞれいろいろな出来事があって、そしてひとそれぞれ楽しみの度合い、痛みを感じる強さの度合い、
執着する度合い、様々だと思います。千差万別というやつでしょうか。
そして僕もその中の一人。そしてそんな自分の中から生まれた楽曲。自分の世界観。
少なからず持っているわけです。僕はソロでも活動していますが、バンドになるとその世界観がまた変わってくるのです。
そのわけはメンバーの一人一人がその曲の世界観に自分の『音』や『リズム』の
世界観をぶつけて来るのだからだと思います。
よってアレンジは大きく変わってきますが、そんな世界観をぶつけてきてくれる、
またそんな世界観をもったメンバーと同調出来ることが僕にとって最高の心境の変化につながったと思います。
そして曲の仕上がりが出来てくるとどこで自分をだそうか、どこで遊ぼうか、
ここで出るとこっちとかぶるとか『世界観=表現力』のよいバランスがおのずと出来てくる感じがします。
おかげでライブではあまり激しいパフォーマンスはできませんがこのスタイルがとても気に入っています。
これで僕自身が詩の世界をもっと表現できればよいのですが、現状の課題ですね。
10年という長いようで短い期間にできた楽曲はあまり多くありませんが自分の中から生まれた楽曲を大事に
していきたいと思います。10周年。まだまだ通過点というありきたりなことは言いません。
これからも自分の音楽に対する気持ちに正直に向き合って行きたいと思います。
もちろん機会があればいやっ、機会をつくって地元公民館でもライブしますよ〜(笑)

最後に・・・

長々と書いてしまいましたがここまで読んで下さってありがとうございました。今後の活動も頑張りますので
どうか応援よろしくお願いいたします。

振り返れば曲がりくねった道ばかりで・・・

歩いてきた道がわからなくなったとしても・・・

これからの道を・・・


歩いていくのには何も支障はないっ!!



2007 6/2 山手 昌行
主な楽曲『かわらないキモチ』『アクアブルー』『やさしい街』他