サウス・ブロウ山手昌行大いに語るVol.1


皆さんこんにちは!今回私山手昌行がボ−カリストとして「GOGOブラザ−ズ(現サウス・ブロウ 以下G2B)」について大いに語ると共に今後の活動的なものを伝えていきたいと思う。

そもそもGOGOブラザ−ズとは私と弟二人から始まったバンドというよりユニット的な感じ。当時はコピ−をやっていて、主にB'ZやTMレボリュ−ション等コピ−していたと思う。その後私は上京、クラブやスタジオで歌ってなんとか生活をしていた状態。(もちろん他にもかけもちでバイトしてたが)同時に弟は別のバンドを組み兄弟別々の音楽活動を過ごしてきた。そしてその後、私のオリジナル「いつまでも・・・」を弟にアレンジ依頼してから再び意気投合。ギタ−録りから歌録りすべて1日で行ってしまう異例のレコ−ディング。「また二人でバンドやろう!」そこでGOGOブラザーズ再結成となったのである。すごい手短に伝えたが、兄弟としての歴史は長いがバンドの歴史としてはとても浅いのである。

ここで私と弟の関係をより詳しく解析してみたいと思う。

G2Bリ−ダ−である弟、山手 務(現:阿部)は作曲、アレンジ等の楽曲構成が彼の主な仕事となっている。(演奏以外で)

私は作詞、作曲、ステ−ジパフォ−マンスからプレ−ヤ−の配置構成等である。(最近は私が主に作曲しているため弟はアレンジ中心で非常に申し訳ないと思っている)

そこで私が思うにバンドにとって一番何が大切か?と聞かれた場合それはやはり「バランス」なんだと思います。

バンドは一人でやるものではないし(っていうかできない)いろんな個性を持っている人が集まり目的
(楽曲)むかって1つになることではないでしょうか?これはとても難しいことですね。お互いの気持ちを尊重しつつ、自分の「でる」ところと「ひく」ところを考えなければいけませんからね。(自分のやりたいようにやりすぎるとバランスが崩れる)もちろん演奏のレベル的なこともからんできますのでよりいっそう頭をかかえてしまいます。

その点よく「GOGOブラザーズさんはバランスがいいね」って言われます。わかりやすく言えばみんな(バンドメンバ−)同じくらいの「ヘタクソ」さがいいのかもしれません。しかもリズム隊は打ち込み中心(現在はDr加入)ですのできめられた小節内でのMC,メンバ−紹介となれば何度もリハ−サルしなければできませんよね。そのきめられた時間に計算されたパフォ−マンスをすることによって「バランス」が作られたと思います。(見に来てくれたお客さんはその「影」の部分はみえませんからね)でも逆に意外性や人間味、アドリブやライブ中のハプニング的なものはどうしても難しくなりますがこれは人それぞれの好みによるものなので私的に深くは考えておりません。

次に最近行っている私の作曲方法ですが、エレキギタ−とアコ−スティックギタ−の二本を使用しています。エレキギタ−の音色はディスト−ションに空間系(リバ−ブ又はディレイ)をかけています。リバ−ブはわりと深めにかける傾向がありますね。(必要に応じてコ−ラスを使う場合もありますが)それでまずメロディ−をつくります。意外と使う音色によってイメ−ジがふくらみ良いメロディ−が浮かぶ時ありますよ。みなさんも身近の楽器を使って試してみてはいかがでしょうか?そして出来たメロディ−にアコ−スティックギタ−でコ−ドをつけます。あとは適当な鼻歌で曲(デモ)にしています。

次に作詞ですが詩に関してはあまりこだわりみたいなものはありませんが、気をつけているポイントはいくつかあります。

その1  詩の中に同じ言葉を入れすぎない(実際歌うときしつこくなって歌いにくい)

その2  作文にならないようにする(言いたいことや伝えたいことを詰め込みすぎるとどうしても長く説明的なものになっちゃう)

その3  あくまでも抽象的に(聞いてくれた人が自由に想像力で自分にあてはめてほしい)

以上の点に気を付けてます。みなさんはどうでしょう?

そんなわけで出来た曲を弟に渡してアレンジしてもらいG2Bの楽曲にするというのがいままで続いてきた基本パタ−ンみたいな感じです。二人で1つの楽曲にするわけですから大変な作業をこなす弟には足をむけて寝られませんね。

楽曲の作製についていろいろもめたりもしましたがおかげで良い曲も生まれたし楽しく、仲良く活動するためには辛いことを乗り越えたうえのご褒美みたいな感覚もこの数年お互い身に付いたと思ってます。今回のドンパルライブで弟もようやくリ−ダ−らしくなってきましたが、なぜ私がリ−ダ−を弟にやらせているかを考えバンドのバランスをもっと理解すればもっとよいリ−ダ−になると思います。やはり兄として弟に対しては少し厳しくなる傾向はありますが、私は兄弟として、バンドメンバ−として、そしてキ−ボ−ドプレ−ヤ−として尊敬の心を弟に持っているうえでの話なので決して批判などではないことを誤解しないでもらいたい。私は性格的にかなりの「バカ」で誤解を受けやすいのです。もう普段も練習中も、本番直前までバカなことばかりしてバンドメンバ−には大変ご迷惑おかけしました。

(ゆきちゃんいつもセクハラしてごめんね)

(ばんりドンパルライブの時お昼ご飯邪魔してごめんねしかもバカ殿のものまねで・・・)

謝罪ばっかです。

でも、自分的にいざとなったらやるときゃやるみたいな集中力はあると思う。メリハリというか、曲を作るときなどとくにそうかもしれない。ライブ前のメンバ−をそろえての打ち合わせ(自分はなにをすべきか、どんなパフォ−マンスをするか?)他のバンドではあまり行わないようなこともしてます。打ち合わせなんてなんか会社みたいですね。自分の場合それがいいというか、メンバ−や仲間が困った時は自分が出来る範囲でなんでもしてあげたいと思えるしすぐ行動にうつす努力も惜しまないつもりだ。またそんな仲間に出会えただけでもなんかすごいことだよねって感じてます。これからも私と弟二人三脚でそしてお互い切磋琢磨しながら自身のレベルを上げて行きたいと思っていますのでみなさんこれからもG2Bをよろしくお願いします。

今後の活動です!ついにリ−ダ−が立ち上がります!そしてついについにゆきさまがメインボ−カルとしてヴェ−ルを脱ぎます!たくさん脱いでください!(またセクハラかよ!)また少し違うG2Bになると思います。乞うご期待!!(私も自信のボ−カルレベルを上げるため密かに行動開始です!)

最後になりましたがドンパルライブは本当に最高でしたね!余韻からさめて日々の現実に慣れてきた所ですが、テ−ブルの上に置かれたライブの写真を見るとあの照明の美しさと音の響きを思い出さずにはいられないのです。H16.2.29現在


山手昌行   1975.3.25生まれ/AB型  代表曲「かわらないキモチ」  「アクアブル−」など

長々とつきあわせて申し訳ありませんでした。最後まで読んでくれた方ありがとうございます。「サウス・ブロウバンドヒストリ−」などHPにより詳しく掲載されています。


サウス・ブロウ山手昌行大いに語るVol.1終わり



(管理人:注)
この文はほぼ当時のまま掲載しておりますが、バンド名変更、結婚等で名字が変更しているため一部修正させていただきました。