大曲市の2月定例議会開会

高橋市長、施政方針演説で再選への意欲を示す

一般質問、予算質疑は9日から11日まで(2月26日・金)

大曲市の2月定例議会は26日午前10時開会し、会期を3月19日までの22日間と決定した後、高橋司市長が「施政方針演説」を行った。市長はその中で「新年度においても、第5次開発基本構想後期計画に基づき、目標とする『人が輝く、緑豊かな交流都市』の実現に向け鋭意取り組むと共に、来るべき新世紀への橋渡しとなるよう、各般にわたる施策の確立を図りたい」と述べた。市長の任期は今年10月までだが、4期目に向けての意欲を示した発言とも受け止められる。

  市長は始めに「待望の秋田新幹線、秋田自動車道やこれに伴う大曲駅、地域高規格道路大曲西道路などの交通体系の整備をはじめ、駅前第2地区土地区画整理などの事業を推進してきた。今後は近隣市町村との連携を支える道路網、高速道路へアクセスする都市計画道路、さらに懸案である大曲橋(通称・金谷橋)の早期架け替えなどの事業促進に向けて努力したい」と述べた。

  さらに生活環境の面ではごみ処理施設建設事業、ごみの減量化促進、上下水道整備、農業集落排水事業などを計画的に推進し、環境に負荷をかけないようにしたいとも述べた。また、福祉保健事業においては「少子高齢社会へ向けて、介護保険制度の円滑な導入、多様な保育ニーズへの対応、各種保健事業の実施、市民が安心して医療を受けられる環境の確立に努めたい」と訴えた。商工業の施策としては「魅力ある中心市街地の形成が不可欠であり、それを見据えた地域商業活動に協力したい」との姿勢を示した。

  農業に関しては経営の効率化、農地の大規模化などの施策を積極的に展開したいと強調した。教育・文化の面では、小中学校へのコンピューター導入や外国語指導助手の招致事業、さらにはいじめ、不登校問題など心の教育に重点を置くと同時に、市民の生涯学習意欲を助長させる芸術鑑賞機会の提供や各種講座の継続を訴えた。続いて1999年度予算に基づく主な事業を報告した。

  上程された議案は7月から実施される「大曲市情報公開条例」など条例案18件、99年度一般会計予算など予算案21件、議決を求める案件4、承認を求める件1の合わせて44件。この日は各議案説明を行って本会議は散会した。議会は8日まで休会し、9日から11日まで一般質問と予算質疑が行われる。12日から18日まで再び休会し、各常任委員会で予算審議が行われ、19日の最終日を迎える。