大曲信金と能代信金が合併──秋田ふれあい信用金庫スタート(3月24日)
大曲信用金庫と能代信用金庫が合併、24日から「秋田ふれあい信用金庫」として新たなスタートを切った。本店となる大曲市福住町の大曲信金本店では午前9時から新しい看板の除幕式とテープカットを行って新金庫のスタートを祝ったほか、能代信金でもくす玉を割って合併を祝った。
除幕式の後、ふれあい信金理事長に就任する石川重一郎・大曲信金理事長は「ビッグ・バンという(金融自由化)厳しい状況のなか、経営を維持していくため両金庫の合併となった。大蔵省、全国信用金庫連合会のご支援、会員の皆さんのご支援に感謝し、これからは秋田県、地元の発展のために大いに努力したい」と合併を祝った。
続いて石川理事長、鈴木照國秋田財務事務所長、全信連東北支店の山口純支店長、高橋司大曲市長、4月1日から大曲商工会議所初代会頭に就任する石川勝三氏がテープカットして、秋田ふれあい信用金庫のスタートを祝った。
両信金は昨年9月に合併への基本協定に調印、12月にそれぞれ総代会を開いて合併を承認していた。合併によって出資金は2億8000万円、会員数1万1710人、預金量は561億円、店舗数は大曲が9、能代5の14店舗となる。従業員数は143人。
合併に伴い営業エリアを拡大、新たに秋田市、男鹿市、南秋田郡、河辺郡の県中央部のほか湯沢市と雄勝郡も加えていく予定。
新金庫となっての初の理事会(理事21人)は同日午後1時半からメモリアルホールで開き、これからは「秋田ふれあい信用金庫」としての理事として努めることを確認しあった。会長には1月6日に死去した浜野義雄・能代信金理事長が就任する予定だったが、当面空席とする。
能代信金の抱えていた不良債権は全額処理済み。石川理事長は「新たなスタート。合併のメリットを生かし地域に貢献する一方、会員の利益向上に努めたい。自分自身は半分は能代人になるつもりで励みたい」と抱負を述べている。