国道13号線刈和野バイパス一部開通──300人が歩いて祝う(3月21日)

 建設省が工事を進めている西仙北町刈和野の国道13号線刈和野バイパスのうち大佐沢地区500メートルが完成、21日午前11時から現地で喜びの開通式が行われた。

 刈和野バイパスは同町中心部を通る国道13号線の慢性的な交通渋滞を解消し、快適でゆとりのある生活を得るための悲願だった。バイパスは神岡町北楢岡字下船戸を起点に同町東側を扇状に迂回し、協和町峰吉川高寺山地内の国道13号線に結ばれる。総延長5400メートル、幅員17メートルで、今回はその中心部500メートル間だけが開通した。

 まだ国道に結ばれた部分がないため、開通といっても実質的なメリットはないが、小松隆明町長は「とにかく刈和野バイパスは町民の長年の悲願。まだ一部開通だが、これによって建設省も全線開通に向けて時間を早めてくれるはず」と感無量の表情で来賓を迎えていた。1976年事業に着手、86年工事着手という20年がかりの歩みだっただけに喜びもひとしおのようだった。

 式典には村岡兼造代議士や地元選出県議、そして藤木修建設省湯沢工事事務所長、神岡町、協和町の沿線の町長ら300人が詰めかけた。テープカットの6人には地元を代表して西仙北高校の斎藤正敏君、戸井田笑さんも参加、そして用地提供者や工事請負業者ら9人が参加したくす玉割りには刈和野小、東中学校の生徒も入って、記念のセレモニーを行った。

 一行はテープカット、くす玉割りの後、500メートルの真新しい道路を歩いて祝福、沿道で出迎える多くの町民とともにバイパスの全線開通が一日でも早く実現することを祈っていた。