優勝は小2の高見真由ちゃん(5月12日・土)
第21回大曲市子どもつり大会が12日、同市の飯田沼つり公園で開かれた。小学生21人、中学生10人が参加、午前6時から10時までの5時間にわたって釣果を競い合った。飯田沼はへら鮒の宝庫として釣りファンに親しまれている。この日は肌寒く、前日まで降った雨で沼の水も濁りがちで早朝は、中々、つれたと喜ぶ声が挙がらなかった。それでも子どもたちは1時間、2時間とじっくりと待った。そして気温が上がり始めたころからやっとあちこちでジャブジャブッと水しぶきを上げて魚をつり上げる姿が見られるようになった。
沼にはへら鮒だけでなくマブナ、オイカワ、ナマズも棲息している。午前6時のスタートと同時に三々五々、自分の好きな所に陣取って釣り糸を沼に放り込んだ。みんな市販のエサを練り混ぜて、釣果を挙げるために工夫を凝らす。水面に浮いたウキをジーッと見つめる。魚が動かない時は根比べとなる。大会を主催している市商工観光課の田口誠一課長は「早朝は全く動きがなかったため、子どもたちがあきてしまわないかとハラハラしたが良く我慢してくれた」と見守っていた。
小学生の部でトップに輝いたのは藤木小2年の高見真由ちゃんで10数匹のへら鮒をつり上げ、トータルにして1260グラムだった。釣りのベテランでもあるお父さんの浩さん(42)の指導を受けての優勝だった。「真由は昨年も参加して準優勝だった。今度こそ優勝すると張り切っていた」と喜ぶ。浩さんによると大切なのは「サカナがどういう状態のエサを食べたがっているのかを判断する目です」と話す。ウキの動きを見て「粘りけのあるエサがいいか、柔らかめにするか固めにするかとかエサを工夫するとサカナも寄ってきます」とコツを教えた。
大会には市内釣り具店などから多くの賞品が提供され、1位から3位まではトロフィーも出たが、参加者全員に豪華な景品が抽選で次々とプレゼントされ、子どもたちは大喜びだった。
成績は次の通り。
◇小学生の部▽2位=竹村令(大曲)880グラム▽3位=伊藤涼(同)▽4位=佐藤優(同)▽5位=小西翔平(同)
◇中学生の部▽1位=安藤勇也(大曲)450グラム▽2位=進藤龍平(大曲西)▽3位=古谷興一(大曲南)
◇大物賞=小西翔平 28センチ
◇珍魚賞=進藤龍平 ナマズ